池 真柚子ブログ Natural Life! Natural Singing! -歌う事で美しく-

一味ちがう声を出すには・・・

201001.09

mayukoメソッド, 支え

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歌う喜び mayukoメソッドでボイストレーニング!vol.16
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    ━ 支え 1 ━
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明けましておめでとうございます
2010年はあなたにとってどんな年にしたいですか?
今年も夢の実現に向けてお互いに頑張っていきましょうね。
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今日は”支え”についてです。
文章だけで説明するのは難しいのですが、
mayukoメソッドのキモのひとつですので
しっかり身に付けてくださいね。
mayukoメソッドでは、点で支える方法を教えています。
日本語を話している我々は、欧米人よりも浅い場所で発声をしています。
ちょっとしゃべってみてください。
喉より上で発声していませんか?
歌う時も同じだったら要注意。
高音になるにつれて、喉声になってしまいます。
深く吸えている人もほとんどが胸式呼吸で、腹部をキュッとしめています。
これは、横隔膜の面で支えている状態です。
mayukoメソッドが提唱している、「点で支える発声」を習得すれば、
深く柔らかでストレスのない欧米人のような声を出すことができます。
それでは、まず自分の状態を把握することから始めましょう。
---------------- 呼吸のエクササイズ ---------------
1、いすに座り、両手を下腹に当ててゆっくり腹式呼吸をします。
両手が前後に動いていることを確認しましょう。
2、次に横隔膜の位置を意識できるか感じながら呼吸します。
もし、横隔膜の位置がわからなかったらあくびをしてみましょう。
下のほうに引っ張られた横隔膜を感じることができるはずです。
3、一番下まで引っ張られた横隔膜のところまで深く腹式呼吸をします。
1の呼吸との違いを感じましたか?
4、3の呼吸を楽に何度か続けます。
この時に気をつけなければならないのは、
呼吸を吸う時に下まで入れようとすると
首、鎖骨、肩、肩甲骨などに力が入りやすくなることです。
力が入りやすい場合は、
リラックスを充分習得してから、行ってくださいね。
こうして、意識をしながら、自分の内側の動きを
コントロールしていくことは非常に大切です。
mayukoメソッドでは、
インナーマッスルや背骨・肩甲骨など
体の部位を意識することで、声をコントロールし、
自分の思うがままに声を出すことが出来るようになります。
エクササイズは地味ですが、確実な効果を期待できるのです。
次は、横隔膜を完全に意識できるようになる
ブリージングエクササイズの仕方を教えますね。
それまで支えの呼吸のエクササイズをしっかりやっておいてくださいね。
それでは、寒い日が続きますので風邪などひかないよう、
体を充分温めて、しっかり睡眠も取ってくださいね。
今月のmayukoメソッドオープンクラスのスケジュールです。
http://www.plastudy.com/school/openclass.html
1月16日(土)13時~「支え」です。

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