歌う喜び mayukoメソッドでボイストレーニング!vol.11
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━ アーティストとしての生き方・考え方 3 ━
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お久しぶりです!
お元気ですか?
メルマガ随分発行できないでごめんなさいね。
実は、会社&スクール(4F)、Live bar cure*m(3F)の
入っているビルが年内いっぱいで立ち退くことになり、
バタバタと落ち着かないに日々を過ごしていました。
移転先は中野区になります。
詳しいことが分かり次第またお知らせしますね!
cure*m(キュア エム)は7年前、2001年9月にオープンしました。
(その直後に9.11でした)
その頃はあなたもデビューできます・・・
みたいなボーカルスクールが乱立してきていました。
じゃあ、デビューできない子はどうするの?
負け組み行きですか??
プラスタディ ミュージック スクールはほとんどの生徒が
洋楽を歌っていて、メジャーデビューを目指すというより
一生歌い続けていきましょう・・
みたいなのがコンセプトだったので、ひとつの出口として
ライブハウスを作ったのです。
もちろん、うちの生徒だけではなく、この7年間、
いろんなアーティストさんが出演してくれました。
(ありがとうございました。
この場を借りてお礼を申し上げます。)
そこで、私が感じたことを少し書いてみたいと思います。
出演してくれたアーティストのジャンルはいろいろでしたが、
アーティスト・ミュージシャンの意識を大きく分けると
2通りあると思いました。
〇依存型
〇winwin(共存)型
です。
〇依存型とは
ノルマフリーであれ、ノルマありであれ、
お客様を呼ぶという意識が少ない。
ノルマありなら、ノルマを払えばいいんでしょう・・
ノルマフリーなら、ラッキーみたいな 笑
とりあえず、人前で歌うということが一番大事で、
自分の満足のみを追求している人達。
ステージが終ってからの一番の関心事は、
思ったように歌えたかどうかということなので、
お客様はほとんどモルモット状態。
スタッフに対する挨拶も???
〇winwin型とは
ライブハウス、ライブバー等と共に共存していこうという意識があり、
お客さんも呼べるし、お店のスタッフとのコミュニケーションもしっかり出来る。
観客の満足度に最大の関心を寄せ、人間的にも魅力的な人が多いです。
スタッフに対する挨拶はもちろんきちんとできるし、
店側からもまた出て欲しいと思われる人達。
私の経験から言うと、依存型では永く歌い続けることはできません。
花火のように華やかだけど、燃え尽きてしまう人が多いです。
素晴らしい技術をどれだけ身に付けたとしても、
最終的には人間性がものをいう世界なんですね。
だから、歌い続けながら自己成長ができるのです。
死ぬまで歌って、死ぬまで自己成長!
いつも自分に言い聞かせてます。 笑
…..ライブのお知らせです。…..
久しぶりにライブをします。
cure*m最後のライブになります。
Jazz・Rock・Soul・オリジナルと、
今までの集大成のライブにしたいと思っています。
前回同様、予約制です。
先着50名様には着席していただけますが、
それ以降は立ち見になってしまいますことをご了承ください。
■「Last Christmas Live @ cure*m」
■ vo.mayuko Gt.太田シノブ Ba.藤沢健一 & Guest
■ 12月24日(水)open:19:OO start19:30
■ Charge 前売/¥5000 当日/¥5500 +1D別
■ Live bar cure*m http://www.plastudy.com/cure/
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-23-9 田中ビル3F
TEL:03-5366-6867 FAX:03-5366-8722
予約はこちらまで・・
music@plastudy.com
死ぬまで歌って、死ぬまで自己成長!
200811.28
あなたらしいMCができてますか?
200805.09
歌う喜び mayukoメソッドでボイストレーニング!vol.8
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━ ステージパフォーマンス 1 ━
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こんにちは獵
ナチュラルボイストレーナーの池 真柚子です。
今回は、10日に行うパフーマンスのクラスの予習として書いて
みたいと思います。
このクラスはPLASTUDY MUSIC SCHOOLの生徒を対象として行っ
ています。
生徒といっても一ヶ月か二ヶ月に1回ぐらいの割合でライブをや
ってきていますから、回数はこなしているのですが、どうして
もワンパターンになりやすく、観客を巻き込むようなステージ
パフォーマンスはなかなか難しいようです。
歌には起承転結、ドラマがありますよね。
1曲、1曲の歌をしっかり練習しても
ステージパフォーマンスの作りこみがあまいと
歌とMCがひとつになれなくて
アーティストとしての存在感をアピールできませんよね。
.
.
.
.
ということで、今回は2つのテーマでお話したいと思います。
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1.誰のためのMC?
2.マンネリにならないために。
では、まずは 1.誰のためのMC?から。
もし、あなたがこれからもずーっと歌って行きたいとしたら…
あなたを支えてくれるのは、あなたの歌を聞きたいと思ってく
れるファンの存在です。
あなたは1回、1回のライブでファンを増やすために
どんな努力をしていますか?
若いアーティストのステージを見ていて思うことは、
情報の収集をしていない・・・ということです。
MCを聞いていると、TVとかDVDとかで見る、売れているアーティ
ストのまねをしているケースがほとんどです。
ファンを持ってるアーティストとファンをこれから作っていか
なければならないアーティストは当然観客に向かって言うせり
ふは違いますよね。
どこをどう変えなければならないかをじっくり研究し、
考えてみてくださいね。
そして、自分よりちょっと先をいっているアーティスト・・
たとえば、CDを作って、売りながらファンを増やしているアー
ティストはどんなことをしているのか_______
こまめにライブに足を運んだりして、参考になる情報を集める
ことで、自分らしいステージングが見えてくるのではないで
しょうか?
次に 2.マンネリにならないためにどうすればいいのでしょう?
そうです。
変化をもたせるのです。
簡単なことですがステージ上ではどんなことができるでしょう
か?
MCにも起承転結があればどうでしょう?
1つの例として、
動きながら話す。
動きながら歌う。
これらを提案したいと思います。
やってみると難しいかもしれません。
音楽のリズムを意識して練習してみましょう!
特に楽器陣と一緒にステージに立てる人はいろいろな工夫が
できると思いますよ!
ミュージシャンに相談しながら自分らしいステージングを工夫
してみてくださいね。
それでは、クラスを受ける生徒達はしっかり練習してください
ね。
当日のパフォーマンス、楽しみにしています。
質問はコメントからお願いします鍊
私ってSuper Woman!?
200712.29
━ ライブハウスで歌う! 1 ━
12月25日の”Christmas Soul Night”は、
たくさんの暖かい観客に見守られ、
無事終了することができました。
本当にありがとうございました 🙂
昨年は、月1でライブをやっていたのに、
今年は3月に次いで2回目のライブだったので、
ほんとに気持ちよく、思い切り歌わせてもらいました。
cure*mはホームグラウンドとはいえ、
やはり毎回音の調整には気を使います。
特にSoulコーラスは一人ひとりの声の大きさや、
曲によってのメインとコーラスのボリュームの違いなど
をどのように調整するかに、一番心を砕きました。
今回のコーラスはharmoJ SOUL。
HIROと雄真のR&Bデュオです。
彼らはmayukoメソッドの実践者で、
二人はナチュラルボイスを自由自在に使いこなす
スーパーボーカリスト。
普段は、今はやりのブラックミュージックや
J・R&Bを歌っていますが、
本格的なSOUL MUSICを歌えるようになって欲しいとの思いで
アリサ フランクリン、ダイアナ ロスなどの
トラディショナルなソウルナンバーのコーラスに挑戦してもらいました。
♪*#*♪*#*♪*#*♪*#*♪*#*♪*#*♪*#*♪*#*♪*#♪
最近の若いアーティストたちは、うまくなったなーと思うけれど、
楽器演奏者と一緒にやる機会が減ったせいか、
グルーブ感のないアーティストが多いように感じます。
特にクラブなどで歌っているアーティストをみていると、
きちんとバンドで歌ったことがあるんだろうか・・
と思ってしまいます。
なので、私が育てているアーティストは音楽を知っている
ベテランミュージシャンと必ずライブをさせています。
自己満足にならないよう、本物から吸収するチャンスを少しでも
多く経験するべきだと思っているので・・・
harmoJ SOULもそういう思いで育ててきたのですが、
もう少し、重めのグルーブをものにして欲しいと思い、
初の男性コーラスでのライブとなった訳です。
♪*#*♪*#*♪*#*♪*#*♪*#*♪*#*♪*#*♪*#*♪*#♪
練習を始めてみると案の定、ノリがぜんぜん合わない。
リズムの感じている場所が違うからだと何回教えても
合わず、どうしようか・・と一時は途方にくれました。
頭のグルーブははまっても、後半がずれてしまう。
やっとどうやればいいかが本当にわかったのは、
多分ライブ前日。
彼らは、ほとんど寝ないで練習したんだと思います。
本番は気持ちよく歌えました。
ステージの登場の仕方、照明のタイミング、
ミュージシャンの紹介の仕方、テンポの出し方、
デュエット曲やコーラスのグルーブの合わせ方、
観客を気持ちよくするために何をしなければならないか?
ライブに一貫したテーマがあるか?
また、それを歌とMCとでどう繋げているのか・・
流れはスムーズか・・
観客はどんな風に聴いているのか・・
どこで笑わせて、どこで感動させるのか?
・
・
・
・
1曲1曲をどう歌うかはもちろん、それ以外に
いろいろなことを考えなければなりません。
だから、わたしはいつもライブの時は
Super Womanになるのです。(笑)
見に来てくれてた生徒達はどこまで私から盗めたかしら??
アーティストとしての生き方・考え方 2 女性編
200712.24
Merry Christmas賂
ナチュラルボイストレーナーの池 真柚子です。
今日はクリスマスですね!
皆さんは、どう過ごされますか?
さて、前回お知らせした、25日の私のクリスマスライブですが、
お蔭様で、前売りチケットが完売しました。
本当にありがとうございました。
今回、初めて前売りチケットにしてみたのですが、ホント良かったです。
今現在で、来てくださるお客様の顔がわかるし、座っていただく場所も決められるわけで、
当日、バタバタしなくてすむのは、とても嬉しい。
ライブハウスで歌う場合、当日、歌う前に、
やっぱり、いけなくなった・・とか
場所がわからない・・とか
何時から始まるの・・etc
などのメールや電話が入ることはよくある。
お客さんが来てくださるのは嬉しいし、
きちんと対応するんだけれど、
できたら、歌に集中したいよ!!!
ライブ活動をしているアーティストなら
多かれ少なかれ、このような思いをしているんではないでしょうか・・
私の場合、イベントをしきりながら、ワンマンライブだったりするので、今回の前売りチケットシステムは大成功でした。
ゆったりとした気持ちで当日を迎えられそうです。
さて、ここからが、今日のテーマです。
━アーティストとしての生き方・考え方 2 女性編━
前回の ━アーティストとしての生き方・考え方 1━
に沢山のコメントをいただきました。
ありがとうございます。
ほとんどが、現在の生徒からでしたが、
もと生徒で、今は結婚して育児中のゆきさんから
以下のようなコメントをいただきました。
→ http://mayuko-method.plastudy.com/article/7783847.html#comment
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(以下ゆきさんのコメントから)
続ける事が力になること
自分でも信条にしてきたことでした。
今、子供を産み少し音楽から離れてみて初めて
自分の「続ける」は脆い考え方だったなぁ…と思い知った次第です。
少し休もうが長く離れようが、諦めないで「続ける」ことの大切さをずっと前からmayuko先生は言い続けてこられたし
私は身近で聞いていたのですよね。
でも先生、あります!心の中に灯火のように!
ちいさい火でも熱く燃えています!
いつか音楽をやるんだという気持ち…情熱ですかね、これが。
消えて無くなることは無さそうです。
コンセプト、これは苦手でした。いつも、これかな!と掴んだと思うと、本当に自分のやりたい事なのか悩んで見失う。
今まではあれもこれも試せる自由があったけれど
これも不思議と自分以外に優先するものができて初めて、
本当に欲しいもの一つだけに絞ることができそうです。
シンプルになること、ですよね。
mayuko先生は大海原にすっくと聳える白い灯台みたいです。
いつもぶれないで明るい光で照らして下さる。感謝してます!
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ゆきさん、素敵なコメントありがとう!
女性は、結婚、出産、育児と
女性ならではのイベントが控えていて
キャリアを身に付けて一生懸命働いていても、
断念せざるを得ない時期もあると思います。
歌うことも中途半端な気持ちではできないし、
まして子育てはそれ以上に真剣に取り組まなくては
いけないものだと思います。
私は、女の子達には、子供を生むのなら、3年間は
一切歌うことはやめて、子供と向き合いなさい・・
と言ってきました。
三つ子の魂百までも・・ といいますものね!
胎教から、3歳までがその子の人格および能力などの
ベースをつくる大切な時。
その時期に、わが子と係われるのは、母親の特権。
自信のある母親になれたら、歌える時期が来たとき
どれだけ豊かな歌い手になっていることでしょう!
そして、成長した子供もそんな母親を誇りに思ってくれる
でしょう。
その時まで、今はあどけない笑顔ややわらかい肌の感触を
楽しんでくださいね。
私も、子供達は成人してしまったけど、
3歳頃までのやんちゃな思い出が、私の宝物です。
さて、今日はY2のイベントにharmoJ SOULと一緒に出させて
もらいます。
2日続けてのライブですが、明日は子供たちも同じ空間で
ライブを楽しんでくれるはず・・
この幸せに感謝して、2日間、思い切り歌います!!!
アーティストとしての生き方・考え方 ①
200712.07
寒くなってきましたね。
この季節、気をつけなくてはならないのが、
寒暖の差だそうですよ!
暖かい室内から急に外に出たり、
浴室が寒かったりする時に起きる
血圧の高低が良くないらしいですね。
特に、歌い手は風邪は大敵!
風邪をひかないように、毎日のうがい・手洗いは心掛けましょうね。
ここの所、私はずっとオリジナル曲を創っていました。
クリスマスに今年2回目のライブをやるので、それまでに
なんとか間に合わせようと必死です。
タイトルは「Brand New World」
テーマは 宿命の転換・・
自分が変われば違った世界に行けるよ・・
みたいな内容です。
久しぶりの日本語のオリジナルで、mayuko流R&Bの楽曲です。
今、Y2のヤスマサさんにトラックアレンジをお願いしています。
トラディショナルなSOUL曲が中心ですが、コーラス・デュオを
楽しんでいただけると思います。
詳細はこちらから
→ http://entertainment.plastudy.com
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さて、今日はmayukoメソッドの体のレッスンはお休みして、
アーティストとして生きる・・ってどんなことか考えてみたいと思っています。
最近、TVなどで歌ってる売れている歌手を”アーティスト”って言ってますよね。
たとえ、自分で詩や曲などを書いていなくでもそう呼ばれてる人もいますよね。
現代のようなネット社会では、自分の考えや出来事を
一方的にブログなどに書くことができるようになりました。
皆が表現者になれるのです。
これは、凄いことなんですよ・・
ブログを書いている人は書き続けるプレッシャーと闘っているかもしれません。
書いていない人は、自分も早く書かなきゃとあせっているかもしれません。
書き続けるためには、表現者としてのコンセプトがなければ、
長続きしないでしょう。
何事もやり続けることに意味があるのです。
自己表現といっても、本当の自分をみせることなく、
表面的な肩書きなどを並べ立てて
”俺って凄いだろう”
みたいな人もいますよね!
でも、受け手は常にその人の本質を見抜こうとしています。
嘘はないんだろうか・・
どんなメリットが得られるんだろうか・・って考えています。
ネットの世界でも、リアルのステージでのパフォーマンスも
同じだと思います。
ひとつの事(たとえば歌)とひたすら向き合い、
どんなに苦しくても逃げない。
理想の自分になれることを信じて
人から何を言われようと、ひたすら挑戦していく。
そんな生き方を貫ける人のみがアーティストなんじゃないでしょうか?
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少なくとも、私はそうありたい。
そして、私の生徒達がそんなアーティストに育ってきてくれていることがなによりも嬉しいんです。