歌う喜び mayukoメソッドでボイストレーニング!vol.9
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━ リズム 1 ━
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こんにちは鍊
熱い日が続いていますが、お元気ですか?
今回は、「リズム」について書いてみたいと思います。
私は仕事がらたくさんの歌い手の歌を聴きます。
うまい人とそうでない人の違いは何だと思いますか?
音程が取れているのは当たり前として、
うまい人はリズムを感じる場所をはずしてないということです。
まず楽曲を聴いた時その曲のリズムは何か、すぐわかりますか?
最近の曲だとほとんどが、4拍子だと8ビートか16ビート。
8ビートと16ビートの違いがわかりますか?
わかったとして、自分が歌う時その違いを感じて
歌い分けられるくらい表現できていますか?
ということで、今回は8ビートや16ビートの
リズムの感じ方をお話したいと思います。
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1.音楽を聴く時
2.歌う時
では、まずは 1.音楽を聴く時 は、
2拍めと4拍めを強く感じます。
この時に大事なのは、体で感じることです。
頭で数を数えているうちはリズムは自分のものに
なりません。
ダンスをやっている人ならわかると思いますが
ダウンをとりながら、腰でリズムを取るやり方を
覚えてください。
一に練習、二に練習。
音楽が流れてきたら、無意識に体が動くようになれば
しめたもの。
ここまでいかないと、歌っているときに自由にリズムを
あやつれません。
次に 2.歌う時 ですが、
今までの練習で体に入れた2・4(トゥー・フォー)は、
リズムの柱のようなものです。
ずれてしまうとバランスが崩れてしまいます。
だからといって、あわせすぎてもワンパターンの
つまらないものになってしまいます。
2・4(トゥー・フォー)を感じながら
少しずつリズムをずらして、遊んでみましょう。
うまくいかないことも多いでしょうが、
はまったときの快感は大きいです。
こうして書いてみたのですが、文字にするのには
やはり限界がありますね。
わかりにくかったら、ごめんなさい。
質問が、あれば是非!!
メルマガで応えさせていただきます。
なかなか伝わらないことも、オープンクラスだと
一瞬で伝わりますよね。
7月19日(土)のmayukoメソッドオープンクラスは
「リズム」です。
http://www.plastudy.com/school/openclassnittei.html
体を動かしながら楽しくやりたいと思っています。
お申し込みはこちらから。。。
http://www.plastudy.com/cgi-bin/esform/taikenlesson.php
「リズム力」で差をつけよう!
200807.12
ビブラートを使っていますか?
200805.01
━ ビブラート 1 ━
こんにちは!
ゴールデンウィーク、どう過ごしていますか?
お天気が良いと、ウキウキしてしまいますね鍊
お久しぶりです。
ご無沙汰してごめんなさい怜
お元気ですか?
mayukoメソッドの呼吸のエクササイズは続けてますか?
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さて、今回はビブラート(バイブレーション)についてお話し
たいと思います。
最近の楽曲は凝った曲、
派手な曲が多いのでビブラートを付ける暇がないのか(笑)、
付けなくても歌えてしまうようです。
なので、ビブラートに関心のある生徒は少ないですね。
私が最初に習ったジャンルはJAZZだったので、
一生懸命ビブラートの練習をしたものです。
JAZZはビブラートをものにしないと歌えないですものね。
JAZZでなくても、シンプルな曲を歌うときはビブラートを使いたいですね。
<ビブラートの練習のしかた>
それでは、練習してみましょう。
リラックスの呼吸の練習を何回かしてから
始めましょう。
まず喉の力を抜いて、
喉の前面を前後に揺らすような感じで練習します。
はじめは声より喉の動きに集中しましょう。
鏡を見ながらやるといいと思います。
ゆっくり、大きな波を感じましょう。
「mayukoメソッドで歌う Soul・R&B ヴォーカル」の本をお持ち
の方はExercise no.14の(d)からやってみましょう。
決して無理をせず、(d)が完璧にできるようになってから
徐々に他の波に挑戦してみましょう。
(d)のエクササイズは一番大きな波の練習です。
自分ができる大きな波を一定の間隔でできるまで練習しましょうね。
それから、私がSoulやR&Bを歌う時、
細かくフェイクをする時には横隔膜のビブラートを使います。
また、横隔膜のビブラートについては、次回にお話させていた
だきますね。
★「mayukoメソッド」を実際に体験してみたい方には、
東京都渋谷区のPLASTUDY MUSIC SCHOOLで
毎週土曜日にオープンクラスをやっています。
興味のある方はこちらから
→ http://www.plastudy.com/school/openclassnittei.html
今月、3日のオープンクラスで早速ビブラートをやります。
参加希望の方はこちらよりご予約ください撚
→ music@plastudy.com
何か御意見や御希望などありましたら、メールくださいね。
→ nana@plastudy.com
Lesson2 ━いろいろな呼吸法1━
200711.17
こんにちは。
ナチュラルボイストレーナーの池 真柚子です。
寒くなりそうで、ならない・・
変な感じです。
11月は私の誕生月。
だからという訳ではないのですが、大好きな季節なのです。
私の周りは風邪ひきさんが多いです。
風邪は引き始めに治さないとつらいですね。
長引きますから。
風邪をひかれた方はお大事に。
昨日は、生徒達のライブでした。
16歳から23歳ぐらいまでの子達です。
不思議なことに若い子達としょっちゅう一緒にいると、
以前はすごく疲れたのに、
最近はとても居心地が良いのです。
ピュアーな彼らを見ていると、清々しい気持ちになります。
私もいくつになっても、ピュアーでいつづけたいと思いつつ
彼らのステージを見ていると、
歳を取るこっとって、素敵なことじゃない!!って
思ってしまいます。
私は十代の頃から歌っていますが、その頃からの夢が
80になっても歌っていたい・・・
でした。
もちろん、ますますリアルに夢に向かって突き進んでいるわけですが。
というわけで、
その私の夢を支えてくれているのが、mayukoメソッドなのです。
今思えば、私も若いうちは気力と体力で歌ってました。 笑
結構声は出たんですが、偶然出ているという感覚が強くて
不安な気持ちがありました。
・
・
・
・
・
でも、今は違います獵
mayukoメソッドをやりながら、自分と向き合うことで
出したい声で歌えるし、
歌ったとたん、歌とともにその歌の持つ感情が私に甦るのです。
それは非日常的な経験で、ときめく瞬間でもあります。
とはいえ、ときめきも地道なトレーニングがあればこそ・・
さあ、ときめきを求めて、今日もLet’s try!
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<ここから、エクササイズ>
●呼吸のトレーニング
いろいろな呼吸法1
-腹式呼吸-
私達が普段普通に行っている呼吸も意識してやってみると
意外と難しいものです。
まず、腹式呼吸のトレーニングをやってみましょう。
<姿勢のチェック>
・正座、もしくはあぐらで床にすわるか、
ソファー等ではない固めの椅子に座り、お腹を楽にしましょう。
・背骨をまっすぐにのばし、
頭のてっぺんが上から吊られているような意識を持ちます。
この時、肩も一緒に上がらないように気をつけてください。
・手は楽に膝の上に置き、
肩の力を抜いて
あごが上がりすぎたり下がりすぎたりしないようにしてください。
・軽く目を閉じ、
肩等に余分な力が入っていないことを再度確認したら、
両手をおへその下に軽く置き、
その手でお腹の膨らみが感じられるように、
ゆっくりと鼻からお腹に息を入れてみましょう。
・急いで入れると胸に入ってしまうので、
ゆっくりとお腹を意識して吸い、
吐く時はゆっくり鼻から吐くようにしましょう。
・どこまでも深い呼吸を意識して、呼吸の度にだんだん
リラックスしていくのを感じましょう。
・外側の筋肉がリラックスしてくきたら、
内側に意識を集中させましょう。
・横隔膜がどのように動いているのか感じとりながら
呼吸を繰り返してください。
上手くいかない人は、仰向けに寝てやってみると楽にできます。
また、みぞおちのところが動く人は、
手を置いているところまで入るように深く意識して続けていると、
次第にできるようになるので、あせらずに続けてください。
慣れてくると精神的なリラクゼーションにもなりますので
生活の中に上手に取り入れると、ストレスの解消にもなります。
寝る前にやると、いいですよ!
ベッドに横になってからやると、いつの間にか寝てしまいます。
頭を使いすぎた時などにはお勧めです。
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究極のリラックスを感じると、あるがままの今の自分を
心から受け入れることができるようになります。
そして、今こうして生きていることの
感謝の気持ちで満たされた、贅沢なリラックスタイムが
呼吸とともにもたらされますように・・
烈
Lesson1 ━インナーマッスルと声の関係━
200711.01
これからじっくりと”mayukoメソッド”の
トレーニングをしていきましょうね獵
なるべく、わかりやすく書くつもりですが、
もしわからないことがあれば、どんどん質問してください。
このブログで回答させていただきます。
→ mayuko☆plastudy.com (☆を@に変えてください)
さて、このタイトルを見た人は、
インナーマッスルと声って、どんな関係があるの??
って思われたんじゃないでしょうか?
そもそも、インナーマッスルって何令
よく、質問されます。
「良い声を出すためには、腹筋を鍛えたほうがいいですよね?」
この質問者が聞いた腹筋は、
体の外側の腹筋ですよね!(アウターマッスル)
でも、私たち歌い手が鍛えなきえればならないのは、
腹横筋などのインナーマッスルなのです。
インナーマッスルは、正しい姿勢を維持するためにも
最近注目されてきていますよ。
ちなみに、私はピラティスをやっているので、
今後、ピラティスのエクササイズなども取り入れて
説明をしていきたいと思っています。
<ここから、エクササイズ>
良い声を出すためには、
私達が日頃意識もせず、行っている呼吸を
コントロールすることが大切です。
さあ、深い呼吸をしてみましょう。
ゆっくりと、2~5回。
今度は、鼻から吸って、口から吐きます。
3回ぐらい深い呼吸をしたら、
今度は吐く前に5秒ぐらい息を止めてみましょう。
はい!
その時、どこに力を入れましたか?
外側の筋肉で、おへその辺りをキュッとした人は
アウターマッスルを使っていることになりますよ。
どうですか?
息を吸った時に横隔膜がすーっと下がり
あくびをしているような状態で息を止めてみてください。
その時の横隔膜を支えているインナーマッスルを意識することが
とても大切です。
何度も、あせらずリラックスした状態でやってみましょう。
横隔膜の位置もわからない・・・という人も
何度もやっているうちにわかってきますので
あきらめないで続けてみてくださいね。
そうしたら、次に声を息にのせてみましょう。
声を出すのではなく、
あくまで息に声を少しずつ混ぜていく・・・
という感覚でやってみましょう。
ハーーーーーーー
ハーーーーーーー
ハーーーーーーー
最初は難しいかもしれませんが、
自分の体と対話するような気持ちでやってみると、
心や体が癒されていき、
ストレスも解消されていくことに気付かされるでしょう。
リラックスは、
mayukoメソッドで一番大切にしているテーマです。
さあ、いかがでしたか?
Lesson1では、リラックスを感じていただけたら大成功です。
インナーマッスルの感覚は、なかなかわかりにくいし
個人差もあります。
自分らしく、自分のペースで続けてくださいね!
質問、感想をお待ちしています。
→ mayuko☆plastudy.com (☆を@に変えてください)
次回は、Lesson2
「インナーマッスルを感じながら行う、いろいろな呼吸法1」です。
お楽しみに撚
レッスンの前に
200710.31
こんにちは!
ナチュラルボイストレーナーの池 真柚子です
私は現在、東京都渋谷区で
ボーカルスクールを経営しています。
生徒は主に20台前半で、
Soul、R&B、Jazz、Popsなどを歌っています。
スクールを始めて10年以上たちますが、
一貫して、ナチュラルボイスのトレーニング方法を
教えてきました。
ナチュラルボイスってどんな声???
文字通り、自然でナチュラル、ストレスのない声のことです。
「あー、気持ち良い・・・」
って言った時の声・・って言ったら
わかりやすいかも知れませんね!
でも、このナチュラルボイスで歌おうとすると、
ほんと、大変!!
高い音になるにつれて、喉が閉まってくるし、
力が入って、ついには喉が痛くなることも。
バラードなど、ソフトにやわらかく歌おうとすると、
細く、平べったい歌い方になり、
豊かな感情表現をしたくても、
思いどうりの声など引き出せないのが現実だと思います。
では、どうしたら
ナチュラルボイスで歌えるようになるのでしょう?
私が考案した、
世界にひとつしかない自分の声を引き出す発声法
「mayukoメソッド」では、自分のイメージ(マインド・心)
に応える、楽器としての体造りを
次のテーマごとにトレーニングしていきます。
●リラックス
●喉の開き
●母音
●支え
●音程
●リズム
●チェストボイス
●ファリンジルボイス
●ヘッドボイス
●ビブラート
●フェイク
今回は「リラックスを感じる呼吸の仕方-1-」を紹介したいと思います。
歌手は、ステージで大勢の観客の前で緊張せず
自然体で歌ったり、しゃべったりしなくてはいけません。
どんな時でもリラックスができる状態を
作れなくてはならないのです。
人は、緊張している時は浅い呼吸をしています。
呼吸に意識を集中して、深い呼吸をしてみましょう。
(トレーニング)
お腹に軽く、両手を当てて、その手の動きを感じるように
深く腹式呼吸をしてみましょう。
最初は鼻から吸って、鼻から吐きましょう。
慣れてきたら、鼻から吸って、口から吐きましょう。
深い腹式呼吸をしながら、体に余分な力が入っていないかどうか
チェックしましょう。
深呼吸を何回もしていると、不思議と心もゆったりとしてきます。
あるがままの自分を受け入れて、今現在の自分を強く意識します。
そして、深い呼吸のリズムのを感じながら、
次の吐く息に声を自然にのせます。
アーーーーー
アーーーーー
アーーーーー
無理をせず、あくまで呼吸の流れの中で行いましょう。
どんな風に体を使って呼吸をしているのか・・
声が出ているのか・・をよく、観察しましょう。
このことが、体を楽器として機能させるために
とても大切なことなのです。
さあ、どうでしたか?
気持ちの良い時間がすごせましたか?
歌は心で歌うと言いますが、いつも自分の心と向き合ってますか?
心が起こすことの出来る凄いマジックを信じてますか?
そして、心と体は一体です。
その一致した心と体から迷いのない、
人に感動を与えられる声が生まれます。
地味なトレーニングですが、
必ず素晴らしい声が出るようになります。
こつこつ頑張ってくださいね。
次は、インナーマッスルと声の関係についてお話したいと
思っています。
お楽しみに